「脱力感」の使い方

学生のころに師事していたピアノの先生からいつも言われていたことがありました。

それは「もっと『脱力感』をうまくだせるといいのよね・・」ということでした。

楽譜をさらうときにはフォルテ(強く)でゆっくり練習し、最後までミスなく指先で弾き(指先の力をつけるために、消しゴムを手の甲にのせて落ちないように弾く練習をしたり^^;)、そしてその練習にかなり時間をかけて弾けるようになって初めて、今度は「脱力」をうまく使って表現する・・そのことで曲の深みが増すのです。

基礎がしっかりとできていることで、表現力がついていく。
当り前のことのようですが、当時私はこの「脱力感」をうまく使うことがなかなかできませんでした。
先生の言う通りには弾けても、その先の自分の表現となるといつも迷っていました。

あれから十数年。今になって、たまに弾いてみると、その時楽譜にメモされたことがわかるような気がして、なんとも不思議な感じがしています。
なぜかな・・と考えたときに、やはりこの十数年の期間の経験も関係あるのかな、と思ったり。


さてこの「脱力感」、実は音楽だけでなくいろいろな場面で大切なのでは、と感じています。

たとえば子育て。
子供に対していつも向き合ってばかりではなく、ふと気を抜く空間を作ってみる・・
その瞬間、もしかしたら違う心地良さがお互い生まれるかもしれません。
いつもやってあげてしまうことを、やらなかったら・・子供はどんな反応をするかなあ、というのもたまにはいいかもしれません。
ただ、あくまで脱力感とはベースのもの(人で言うなら信頼関係、でしょうか)があった上で使うこと・・それが大切なのだと思います。

・・・そして綴りながらもいつものように、一番それを大切にした方がよいのは私自身、と思うのでした^^:
意識して使うのではなく、自然に「脱力感」を使えるようになりたいなあ・・!

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この記事へのコメント

momo
2008年04月22日 18:32
こんばんは
とっても素敵なブログですね!
私も職場内での異動で,ガラッと世界が変わり,わからないことだらけ・・・
自信をなくしたり,不安になったりしていますが,華凛さんのブログを読んで元気をもらいました!
気張っているばかりでなく,自分らしさを大切に,時には,「脱力感」も大切ですよね
かりん(管理人)
2008年04月22日 23:01
momoさん、ブログ訪問ありがとうございます♪
色々と環境が変わり、きっと辛くなる時もあるのでは・・とお察しします。たまに「脱力感」、お互い少し意識しながら生活したいですね^^
私は「今自分の置かれた環境が、今の自分に合った環境」と思うようになりました。辛くなる時もありましたが、向き合うことでピンチもチャンスになったり周りの方々にも助けていただいたり・・となんとか乗り越えてこられました。これからも「自分らしさ」も大切に、momoさんが一つ一つ乗り越えられますよう、心から応援しています^^

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